GYC通信Vol.3発行
- ginzayasueclinic
- 2018年10月10日
- 読了時間: 3分
当クリニックの院内報「GYC通信Vol.3」を発行しました。今回は「栄養指導始めました」です。
栄養指導始めました
・糖尿病を食事で予防したい
・薬を減らしたい
・内臓脂肪を減らしたい
・1人ではダイエットできない
・適切な食事法がわからない
・食事に気をつけているが、結果がついてこない
・付き合いで外食が多い
上記のようなお悩みがある方は、ぜひ栄養指導を受けてみませんか?

なぜ、食生活を改善することは大切なのか
魚や肉、野菜、ナッツなどをバランスよく食べるような、
体の事を考えた食事を続けることで健康寿命を延ばすことや、
適正体重・体型維持にも繋がります。
反対に、糖質の過剰摂取やファストフードばかりの食欲を
満たすだけの食事をしていると、生活習慣病や肥満、がんの
リスク上昇に繋がってしまいます。ですので、早めに自分の
食生活を見直し、改善することが大切なのです。

★当院おすすめ秋の注目食材「まいたけ」

食欲の秋、ぶどう・さんま・きのこと多くの食材が旬を迎え美味しい時期となります。その中でも当院がオススメするのは、まいたけです。まいたけは、食物繊維・ビタミンB群・ビタミンDと栄養素が豊富です。
◆食物繊維で免疫力UP
まいたけを含めきのこ類は食物繊維が多く含まれます。きのこ類に多い不溶性食物繊維は、腸内環境を整えることにも有効です。腸内環境が乱れると、便秘だけでなく免疫力低下にもつながります。風邪をひきやすくなるこれからの時期は免疫力強化のためにも食物繊維は必要なのです。
◆「MXフラクション」で血糖改善
「MXフラクション」という成分は唯一まいたけに含まれます。MXフラクションは、血糖値を下げるインスリンというホルモンの効きを良くする効果があるため、血糖値が気になる方にはぜひまいたけを食べて頂きたいです。ただしMXフラクションは水に溶けやすい成分ですので、効率的にとるには食べ方に注意が必要です。

具体的には、朝食時にまいたけ味噌汁を飲むのが良いです。糖質より先に食べることで、食物繊維による食後血糖の急上昇を抑える効果があります。まいたけの旬は秋ですが、現在は1年中出回っておりますので今日から食事に取り入れてみましょう。
臨床検査技師コラム
10月8日は、糖(10)をは(8)かる日
秋分の日や体育の日など様々な○○の日がありますが、「糖をはかる日」があることをご存知でしょうか。これは糖尿病治療研究会が、2016年に制定しました。糖尿病の患者様はもちろん、糖尿病予備軍の方、血糖値の気になる方が血糖の動きを正しく理解しコントロールして、健康的な生活づくりに役立てるきっかけにしていただきたいという思いが込められています。
◇血糖値スパイクの恐さとは
最近では健診で血糖値が正常でも、実は食後高血糖(血糖値スパイク)を起こしている方がいます。血糖値スパイクは日本人の1400万人以上が発症していると言われています。血糖値スパイクが続くことで密かに血管がむしばまれ、糖尿病だけでなく心血管病になるリスクが1.9倍、がんが1.6倍、認知症が1.5倍に高まります。よって早期に発見し、対処することが大切です。血糖値スパイクは、自覚症状がないのが怖いところです。
◇血糖値は自分で測れる
自己血糖測定器はどなたでも購入できます。空腹で行う健診の採血検査以外に、自分の血糖値が食後にどのくらい上昇しているのかを、糖をはかる日をきっかけに調べてみてはいかがでしょうか。


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