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糖尿病について
あなたはどれくらい知っていますか?
糖尿病についての理解を深めるためのコラム
糖尿病神経障害
糖尿病神経障害とは
慢性的な高血糖が原因で起こる神経の異常です。
神経障害は全身に様々なかたちで起こり、以下のような症状が特徴的です。
・左右対称に起こる手足のしびれや痛み
・触った感覚や痛み、熱さが分からない
・下痢や便秘を繰り返す
・立ちくらみ
・発汗異常
・尿が勢いよく出ない
いつから糖尿病神経障害が起こるのか
個人差はありますが、糖尿病と診断されてから5年以内に痛みなどの症状を発症する人が約6割を占めます。
糖尿病神経障害はなぜ怖いのか
神経が麻痺して感覚がなくなることにより、怪我ややけど、感染を起こしても気づかないことがあります。そして、血流障害や自然治癒力低下などがあいまって傷口に潰瘍や壊疽が発症し、最悪の場合切断に至る場合もあります。日本では年間3,000人*が壊疽による足の切断をしています。
*日本フットケア学会2013年
出典:糖尿病ネットワーク
糖尿病神経障害を防ぐには
〇HbA1c7.0%以下を目標に定期通院を
厳格な血糖コントロールによって、神経障害の発症や進展を抑制することができます。
〇目視で傷をチェック
感覚障害がある場合、傷が出来ていても気がつきません。特に、足趾は普段
よくみることがないので、1日1回自分の目で確認する習慣をつけましょう。
〇専門施設で神経伝導検査を
神経障害を客観的に評価するために、専門施設で定期的に検査を受けましょう。
【コラム】糖尿病神経障害
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